★★★CDレビュー by HippyShake.com★★★
(メールマガジン・バックナンバーに掲載したものです。このページはHippyShake.comの商品カタログではありません。)

●Natacha Atlas「Something Dangerous」
 中東系サウンドの歌姫、ナターシャ・アトラスの新譜がリリースされました。ジャケ写はCG?(本人はこんなに痩せてないハズ…) 今回はR&B色の濃い、大人なしっとりとしたサウンドが特徴です。
*ナターシャ・アトラス
ユダヤ系とアラブ系の両親のもと、ベルギーで生まれ英国国籍を持つ。英語、アラビア語、フランス語、スペイン語を流暢に話し、ステージではベリーダンスを踊る。世界中の様々なアーティストとのコラボレーションは数知れず、自身のアルバムも今回の「Something Dangerous」が6枚目(リミックス集を含む)。

●DJ Cheb i Sabbah「As Far As - a DJ Mix」
 DJシェビー・サバーは1947年生まれのアルジェリアのユダヤ人。なんと'60年代からクラブDJをやっているとか…(当時は「クラブ」じゃなくて「ディスコ」ですが)。インドにハマり、インド・サウンドなアルバムばかり出していましたが、初めてDJミックスのアルバムをリリース。米国のソレイス(Solace)、エイジアン・ダブ・ファウンデーション、ナターシャ・アトラスらの曲のリミックス曲ほか全14曲が収録されてます。

●Oojami「Bellydancing Breakbeats」
 ロンドン在住のトルコ人Oojamiによる「中東サウンドのブレイクビーツ」!とにかくガンガン踊れます。

●V.A.「Bellydance Superstars」
 米国在住の「ベリーダンス・スーパースター」こと、Ansuya、Suhaila、Jillinaらによる選曲。こういうアルバムって、必ず一人は「なぜコイツが?」って人が紛れ込んでるもんですが、やっぱりここにも無名なダンサーが…。ま、それはさておき、いろんなテイストの曲が盛り込まれているので、「最初の1枚」としておススメなアルバムです。

●V.A.「Arabian Pop」
 2002年のアラブ圏ベストヒット集。アラブ歌謡界のスーパースター、Amr Diabの「Habibi」をはじめ、いろいろなテイストの曲を14曲収録。Jillinaの教則ビデオ「Egyptian Pop Choreography」で使われている「La Azon」も入ってます。

●V.A.「The Greatest Arabic Khaleeji songs」
 「Khaleeji」とはアラビア語で「湾岸」の意。2001年の湾岸諸国ベストヒット集です。すなわち、サウジ、UAE、イラク、クウェート、オマーン、カタールなどの中東アラブ諸国でのヒット曲ということになります。「Arabian Pop」とはリズムも曲調もずいぶん違ってて面白いですよ。

●Salamat「Mambo El Soudani」
 エジプトのヌビア人(ネイティブ・エジプシャンとも言うべき黒人の民族)のバンド「Salamat」がトライバル/トランス系のドイツのレーベル、ピーラーニャからリリースしたアルバム。「Upper Egypt」(ナイル川上流地域)はもう「アラブ」というより、完全に「アフリカ」なんだなー、としみじみ思わせる1枚。明るく楽しい気分で踊れます。

●Mercan Dede Secret Tribe「Nar」
 トルコの先端レーベル「DOUBLE MOON」の看板アーティスト、メルジャン・デデはスーフィーを取り入れ、静かななかにも情熱を秘めたサウンドが魅力。この作品は最近(2002年のリリース)のものです。

●Burhan Ocal & Jamaaladeen Tacuma「Groove Alla Turca」
 「DOUBLE MOON」でジプシー・サウンドといえばこのひと、ブルハン・オチャル。ナターシャ・アトラスとのコラボレーション作品。彼女の声が聞こえてくると、すべて「ナターシャ・サウンド」になってしまうから不思議!

●Hossam Ramzy「Sabla Tolo」
 ドラムソロならこの1枚!めちゃめちゃカッコイイです。

●Hossam Ramzy「Rohe: Classical Egyptian Dance」
 キャバレー・スタイルならこの1枚!エジプトの古典サウンドを現代アレンジで、というのがこのアルバムのコンセプト。しかし相当の技量がないと音に負けるか?

●Hossam Ramzy「Hossam Ramzy presents Egyptian Sufi」
 トライバル・スタイルならこの1枚!スーフィー(イスラム教の一派)の聖歌集のアルバム。かなりマッタリしているので、ぜひ大音量でどうぞ。

●Hossam Ramzy「Sabla Tolo 2」
 いやーもう文句なくカッコイイっす!まさにダンスビート!踊り出さずにはいられません。「Sabla Tolo」が好きな人はマストバイ!東京エムプラスが輸入盤を発売しています。

●Harem「Rhythm Colour」
 トルコの4人組パーカッション・グループ「Harem」が99年に出したデビューアルバム(その後2枚をリリースしています)。輸入盤ながら、日本の会社が発売(25日に2枚目と3枚目も発売、オフィス・サンビーニャ)。ダルブッカ、タブラ、バイオリン、クラリネットなどの組み合わせで、インド〜中東〜東欧のさまざまな音色を創出。

●Various Artists「Bellylicious」
 Oojamiの「Bellydancing Breakbeats」に狂喜したアナタへ。コテコテのクラブサウンドにリミックスされたベリーダンス・ミュージック集。ノリノリです。

●Najma「Vivid」
 80年代から活躍している女性アーティストNajmaが'02年にリリースしたアルバム。インド人ながらアラブ・テイストがかなり濃いのは、彼女がムスリムだからなのでしょう。独特な妖しさが魅力。

●Panjabi MC「The Album」
 英国、米国、そして日本国内でもクラブ・キッズの間で既にブレイクしているパンジャビMC。インドでも先月公開された娯楽大作映画「The Boom」のサントラで使われ大ブレイク。思わず阿波踊りを踊りたくなるような津軽三味線ふう(?)のイントロでおなじみ「Mundian To Bach Ke」はきっとアナタも耳にしたことがあるはず。アラブ・テイストもあちこちでスパイスとして効いてます。

●V.A.「Arabian Travels」vol.1 & 2
 Six Degreesレーベルの主宰者Robert Duskisが編纂している「トラベル」シリーズのアラビアン・ヴァージョン。ちなみに「Asian」とか「African」とか「Latin」とかもあって、どれもなかなかです。試聴はこちらで↓

●V.A.「Arabic Lounge」
 英国系中東ダブ・サウンドが好きな人におススメ。一つとても不思議なことがあって、このアルバム、タワーレコードやHMVのサイトに出ている曲目と実際に収録されている曲目がかなり違うんです。なぜ??実際のアルバムは2枚組で全22曲。

●V.A.「Oxfam Arabia」
 イラク、アフガニスタンをはじめ、世界各地で援助活動を行っているNGO団体「Oxfam International」(本部・英国)の英国支部「Oxfam GB」が出しているチャリティCDシリーズから、アラビアをテーマにしたコンピレーションアルバムが発売に。全12曲で\1,572(Amazon.com)。売り上げのうち40ペンス(日本円で約80円)がイラク、イエメン、イスラエルでの活動に寄付されます。
なお、この価格はAmazonのみ(他店はもっと高いです)。

●Sayed Balaha & Egypt Stars「Hamada」
●Sayed Balaha「The Devil and the Dancer」
●Sayed Balaha「Flowers」
 ドイツ在住のエジプト人パーカッショニスト、Sayed Balahaのアルバム。フォークロアやキャバレースタイルなどに、王道なサウンドをどうぞ。

●V.A.「Beginner's Guide To Arabia」
 「Arabian Classics」「Arabian Pop」「Arabian Lounge」の3枚CDセットで全36曲がなんと\1,979(HMV)。有名どころをあまねく網羅した超お得なセットです。なお、この価格はHMVのみ(他店はもっと高いです)。

●V.A.「The Kabla Project」
 トライバル・スタイルにぴったりな曲が満載。それもそのはず、トライバル・スタイル御用達バンドSolaceのレーベルのコンピレーション・アルバム。もちろんSolaceも入ってますが、私のおススメはミュージシャンとトライバル・スタイルのダンサーからなるグループ「Gypsy Caravan」のアルバム未発表曲2曲。

●Solace「Valdana」
 Solaceの曲のリミックス集。ハウス、トランス、アンビエント、ブレイクビーツなどの味付けで、いつもとちょっと違うSolaceサウンドをどうぞ。

●V.A.「Electric Gypsyland」
 Taraf de Haidouks、Kocani Orkestar、Hahala Rai Bandaという、バルカン半島を代表する3大ジプシー・バンドが、英国、米国、フランス、トルコなど9カ国のアーティストたちとタグ・マッチを組んだリミックス集。かっこいいっス!

●Maalem Mahjoub & Les Gnawa De Marrakech「Lila」
 「グナワ」とは、西アフリカからモロッコ〜アルジェリアあたりに流れてきた人々が伝承しているトランス・ミュージック。鉄アレイを縦に2つに割ったような形の大きな鉄製カスタネット「カルカベ」をものすごいスピードで打鳴らす1曲目「Aada」は強烈。

●Chemirani Trio「Qaram Kar」
 フランス在住のイラン人音楽一家Chemirani家のお父さん+息子2人のユニット。似た太鼓を使っていても、イランの音はアラブの音と全然違う!なんかすごくクールな感じです。ちなみに息子Bijanのソロアルバム「Eos」もいい味です。こちらは一家の娘たちやパパ・ニジャエがボーカルとして参加、Trioの音よりもダンサブル。

●Chalaban「Al Baraka」
 ハンガリー在住のモロッコ人が、ハンガリー人、イギリス人、アメリカ人、アルメニア人のアーティストたちと結成したバンド。モロッコ音楽をベースにしながらも、東欧ロマニ・テイストも入って、独特のサウンドをつくり出しています。とっても陽気でダンサブル!

●Lacho Tayfa「Hicaz Dolap」
 トルコの先端レーベル「Double Moon」のジプシー・サウンドのバンド。リミックスはDouble Moonのスター、Mercan Dedeが手掛けています。テレビ朝日の「世界の車窓から」でよく使われているので、聞いたことのある人は多いはず。

●Clotaire K「Lebanese」
 「クロテール・カー」と読むらしいです。フランス語のラップにアラビックサウンドが絡み、バックにはナターシャ・アトラスの声!

●Momo「The Birth of Dar」
 Momoとは「Music of Morrocan Origin」の略。歌詞も旋律もアラビックだけどリズムはテクノ。ロンドンで大ブレイク。

●Nesr Kujahn「Lars Buka」
 ネスル・クジャーンはデンマークのオリエンタル・フュージョン・バンド、その名も「Oriental Mood」のパーカッショニスト。研究熱心な人で、オリエンタル・パーカッションの教則本も出しているらしいです。このアルバムはそんな彼の初ソロ・アルバム。1人でTabla、Doholla、Duf、Saqqath、Req、Davul、Qanoonをプレイし、オリエンタル・リズムの見本帳のようなアルバムに仕立てあげました。
レッスンにもショーにもおススメ!

●V.A.「The Renaissance of Arabic Classics for Clubbers」
 コテコテのアラブサウンド15曲をクラブサウンドにリミックスしたコンピレーション。リミックスがまたコテコテなクラブサウンドなので、ある種の野暮ったさがあり、ますますこってりとアラブっぽい感じ。全体にイケイケなアッパーのりなのでパーティーなどでかければ盛り上がるはず!

●Blue Bedouin「Blissful & Chilled-out Beats from the Desert」
 こちらはタイトル通りのチルアウト・サウンド。広大な砂漠に男が1人座りこみ、遠くを見つめる…というジャケ写が美しいアルバム。Hussain Al Bagaliという人がすべて作曲している(しかしこの人が何者なのか、調べてもわからなかった…)、静かで透明感のある音楽です。疲れているときにどうぞ。

●Burhan Ochal & The Trakya All Stars「Kirklareli Il Siniri」
 トルコの先鋭レーベル「DOUBLEMOON」から、また素晴らしいアルバムが出ました。トルコのジプシー・ミュージックをリードするブルハン・オチャルが、国境の町クルクラレリで出会ったジプシー音楽家と組んだ新グループのアルバムで、在仏チュニジア人のウード奏者にしてDJであるSMADJがサウンド加工をしてます。めちゃめちゃカッコイイです!!

●Shantel「Bucovina Club」
 ドイツ人DJ・Shantelことシュテファン・ハンテルによる、東欧〜中東ロマ・サウンドのコンピレーション・アルバム。6、7、11曲目は中東色が濃い音でおススメです。

●V.A.「The Music of Upper and Lower Egypt」
 全6曲のうち、最初の4曲はアスワン地域の素朴な民謡で、残りの2曲はルクソールからガルバあたりの地域のサイディと呼ばれる曲。前者に比べて楽器の種類が多く、曲も複雑。
 
●Hossam Ramzy「Best of Baladi and Saaidi」
 2枚組。1枚は伝統的なサイディの楽曲を集めたもので、もう1枚はバラディと呼ばれる民族舞踊の曲(バラディはガラベーヤ(トーブ)を着て踊るダンス)。

●V.A.「Bellydance Superstars Vol.2」
 「Bellydance Superstars」の第2弾が出ました。選曲しているメンツは、Nourhan Sharif、Jillina、Aziza、Ansuya、Zahra Zuhair、Delilah、Amar Gamal、Sonia、Bozenka、Rachel Brice。

●DJ Kambo「Arabian Spices」
 実はこの人、何者かよくわからないのです。CDはギリシャ盤、ネットで検索しても、非英語圏のサイトしかヒットせず…おそらくトルコ人ではないかと思われるのですが?? トライバル+トランスなサウンド。Oojamiの好きな人におススメ。

●Oriental Expressions「Divan」
 トルコの先鋭レーベルDouble Moonからまたまたイカシたアルバムが出ました。メンバーはDJ Yakuza(!)、Richard Hamer、Cem Yildizの3人。ふざけた名前のDJ Yakuzaはどうやら日本に住んでいたことがあるらししです。トルコの伝統的な音楽をベースに、ジャズ、エレクトロニカのアレンジでカッコイイ音に仕上げています。

●V.A.「Futaro Flamenco」
 “フラメンコ未来型”のタイトルどおりのクール・サウンドがずらり。ラテン、スパニッシュ、エレクトロニカの好きなアナタに。vol.2もあります。

●Mohammed El Bakkar & his Oriental Ensemble「Port Said」
 その名もズバリ「レトロ・シリーズ」と銘打った復刻版シリーズの1枚で、ブロードウェイはじめ米国で活躍したモハメド・エル・バッカーというテノール歌手のアルバム。あえてレトロな雰囲気を出したいショーなどにうってつけの曲ばかり。

●V.A.「the best Belly Dance 2」
 ジャケ写のアマーニの美しさにひかれてジャケ買いしてしまいました。非常にオーソドックスな感じの曲です。アーティストはFarook Salama、Ahmed Fouad、Hassan Group、Ammar El Sharie、Jihad Aki、George Nikd。

●V.A.「Yallah! Yallah!」
 5/19発売、日本初企画!「Orient Express」でおなじみサラーム海上氏によるアラブ、トルコ、インド、ジプシー音楽のコンピ・アルバム。著作権法「改悪」により、それでなくとも国内じゃ高いオリエンタル系ワールドミュージックのCDが便乗値上げされることは必至。ならばこの際、みんなでサラーム氏を応援して、もっともっとこの手のアルバムをリリースしてもらいましょう。

●V.A.「Very Belly Dance」
 またまた日本初企画!アルカマラーニのMahaさんがベリーダンス・ミュージックのコンピ・アルバムを作ってくれました。いろいろなタイプの曲の、それも有名な曲ばかり収められていて、入門編として素晴らしいアルバム。ジャケットのイラストもかわいい!(サラーム海上氏の奥様・若山ゆりこさんのイラスト)

●V.A.「COLORS/OTTOMANIC」
 オシャレでモンドなラウンジ系ミュージックで有名なイタリアのイルマ・レコードがイカシた中東サウンドのコンピレーション・アルバムをリリース。トルコ、エジプト、パレスチナ、イスラエル、イラン、イラクのかっこいい音が勢ぞろい。ジャケットのデザインもかっこいいです。HMVで売ってます。

●Tim Rayborn「Veils of Light」
 Tim Raybornは30以上もの世界各地の楽器をこなすマルチ・ミュージシャン。このアルバムは、彼が中東、中央アジア、バルカン半島あたりの音楽からインスパイアされて作ったもので、全曲オリジナル。ジャケ写にはあのRachel Briceが写ってます。

●V.A.「Wash Ya Wash Vol.1 - Vol.4」
 27日からカイロで開催される「Ahlan Wa Sahlan 2004」の主催者Raqia Hassanと、日本でもWSでおなじみYousry Sharifによるコンピレーション。Vol.1は曲数もバリエーションも豊富、Vol.2はテンポや雰囲気の似た曲が多し、Vol.3はVol.1と似たタイプ、Vol.4はちょっと変わったモダンな音を求めている人におススメ。

●Gypsy Caravan「Quest」
 トライバル・スタイルの音楽としてはSolaceと双璧の人気グループGypsy Caravanの最新作。相変わらずかっこいいです。マスト・バイ。

●Cheikha Rimitti「Nouar」
●Cheikha Rimitti「European Tour 2000」
 自由や権利(特に女性の)を強く主張したり、セックスについての赤裸々な描写があったり、と歌詞がかなり過激(らしい)。80歳を過ぎてもその反骨精神は衰えしらず。バックは速いテンポの反復リズムでトランスに誘う、超アッパーなダンスミュージックだし、もうカッコイイったらないです(リズムについてはインドラジャスタンの音楽を彷佛とさせる“タテノリ”)。
 「Nouar」は'99年のスタジオ録音、「European Tour 2000」は'00年のヨーロッパ公演でどっちもおススメ!

●「Arabia - the essential album」
 英国からリリースされた、中東ベストヒット集。2枚組CDで有名どころを網羅、中東歌謡入門編としてはなかなかいいセレクションです。

●「Nu Europe」
 こちらも上記アルバムと同じ会社からリリースされた、ジプシーサウンド名曲集。やはり2枚組で、入門編としておススメ。

●Sayed Balaha「Around the World」
 ドイツ在住のエジプト人パーカッショニスト、サイード・バラハのニューアルバムが出ました。ベースはあくまでアラブサウンドながら、タイトルどおり世界各地の音楽テイストで味付けがなされており、ラテンあり、インドあり、アフリカンあり、となかなか多彩で楽しいアルバムです。

●Mercan Dede「Su」
 トルコの先鋭レーベル「DOUBLEMOON」の看板スター、メルジャン・デデのニューアルバム。タイトルの「Su」とはトルコ語で“水”のこと。アルバムにはコンセプトを説いたものとおぼしきフライヤーが入っているのですが、なにせトルコ語…(-_-;)  サウンドは穏やかで美しく、しかも呪術的。

●V.A.「Drum Circle」
 タイトルの示すとおり、全編ドラムの曲。ほとんどの曲もベースに反復リズムが入っているので非常にノリがよく、お客さんが温まりそうな1枚。中東のドラムに馴染んでいない人でも、すんなり入れる音です。

●Nourhan Sharif presents「Arabic Rhythms Volume 1 & 2」
 1曲ごとに曲の頭にNourhanの解説が入ります。ドラムソロにも十分使える音ですが、どちらかというとレッスンにおすすめ。基本的なアラブのリズムの
勉強になる作りになってます。

●Jillina「Ya Salam, Ya Jillina」
 Bellydance Superstarsの1人、JillinaがコンパイルしたCDです。シブめのインスト曲(エジプトもの?)とドラム曲から成り、全10曲。おそらくこのCD1枚をまるまる使ったショーを公演したのではないかと思います。

●Azzddine with Bill Laswell「Massafat」
 本作は「モロッコの首都ラバトで活躍する盲目の歌手(=Azzddine Ouhnine)/ウード奏者がビル・ラズウェルと組んだモロッカン・アンビエント・ダブ」とのキャッチコピー。それってとっつきにくそうなディープな音?と思いきや、中東サウンドに耳の馴染んだ私たちには非常に入りやすい音! 結構踊りにも使いやすいかも。

●Agent du Monde「The Marrakesh Mission」
 英国のOchoレーベルからリリースされた中東サウンドの2枚組コンピ。全28曲でかなりお得感あり。ベリーダンサーにはおなじみ、Hakimの「EsmaYalli」といったコテコテアラブ歌謡から、エスニック・ヒップホップの歌姫Sultana、ライの女王Cheikha Remitti、みんな大好きNatacha Atlasなどなどおいしいラインナップです。珍しいところでは'80年代初頭にスカで一世を風靡したThe SpecialsのボーカルTerry Hall!

●Racid Taha「Tekitoi?」
 アルジェリア移民でフランス在住のライ・アーティスト、ラシッド・タハの5枚目のアルバム。彼としては珍しくほぼ全編フランス語。The Clashの名曲「Rock the Casbah」のカバーがカッコイイ!!

●V.A.「Tantra Lounge」
 「Tantra Lounge」はハリウッドにあるオシャレなラウンジ。「Arabesque」シリーズや「Bhudda Bar」シリーズ同様、店のテイストに合わせてチョイスされたコンピレーション・アルバム。しかしこの手のアルバムはなんだかみんな内容が似ているような気も…(^0^;)

●V.A.「On Fire!」
 以前「おススメVIDEO」でご紹介した「On Fire!」の音源がCDになりました。なかなか使えるCDです。

●V.A.「Arabic Chillout」「Arabic Chillout Le Volume Deux」
 タイトルの示すとおり、ダンスミュージックではなく、静かにゆったり聞ける中東系サウンド。2004年11月に第2弾がリリース。

●Light Rain「Dark Fire」「Dream Dancer」
 米国サンフランシスコで活動するバンド“Light Rain”のアルバム2枚。メロディーやリズムは中東の香りながら、バイオリンと笛の音を前面にフィーチャーしたその音は、“砂漠の音”というよりは“森の音”のイメージ。コテコテ中東サウンドはちょい苦手な人、ジプシーっぽい音の好きな人、ニューエイジ系な人にはおススメです。

●V.A.「One Night at Momo's Kemia Bar」
 ロンドンのモロッコ・ラウンジ・レストラン「Momo」がシリーズで出してきたコンピレーションCD「Arabesque」3部作は持っている人も多いハズ。これはそのMomoが、最近盛り上がっている地下のバー「Kemia Bar」のセレクトとしてリリースした最新作2枚組。ジャケ写がまたイカす!モロッコ出身の写真家Hassan Hajjajによる、ヴィトンのスカーフで顔を覆った中東系女性。中のブックレットにもフェンディやシャネルのロゴ柄のガラベイヤを着た女性とかのスタイリッシュな写真がいっぱいで、なかなかカッコイイっス!

●V.A.「Electric Oasis」
 コテコテなアラブサウンドを今どきなリズムで…てな感じのコンピレーション。Oojamiの好きな人におススメ。

●V.A.「Very Belly Dance」
 ベリーダンス・ミュージックの日本発コンピレーション「Very Belly Dance」第二弾。アルカマラーニのマハさん、ユマさんにより選曲されたターキッシュ・ベリーダンス・ミュージック集。日本人ベリーダンサーのマスト・アイテム!

●Pentaphobe「A Tribal Metamorphosis」
 レイチェル・ブライスのDVDでバックに流れている音楽がコレ。英国人男性で、アルバムを出したのはたぶんこれが初めて。どうやら本業(趣味?)はファイヤー・パフォーマーのようです。インダストリアル系(メタル・パーカッションを多用したハードでヘビーな音楽)のクラブでショーをやるために、レイチェルが彼に曲作りを依頼したのだとか。中東サウンドをベースとしながらも、たしかにインダストリアルな音でもあり、和モノ?と思しき東洋サウンドも混じっていたりして、なかなか面白いです。Solaceの「Cybelle」のリミックスもあり。

●Galactic Caravan「Intergalactic Bellydance」
 このアルバムはBellydance Superstarsネタのもの。ジャケ写がレイチェル。ダンス・ミュージックでもあり、アンビエントな音でもあり、アッパー過ぎなくて割と気持ちよく聴けるかも。ダンスにもBGMにも使える音です。

●Oojami「Urban Dervish」
 一度聞いたら耳から離れないヒットチューン「Chicky」で大ブレイクしたOojamiの新譜がリリースされました。タイトルは「都会のダルビッシュ」(ダルビッシュとは、グルグル回って舞い続けるスーフィー僧のことで、転じて踊り狂う人の意)。タイトルどおり、今作もノリノリ。ただ、前作に比べるとちょっとフツーっぽいかな。

●Cheb i Sabbah「La Kahena」
 在米アルジェリア人DJ、シェビー・サバーの新作。全曲伝統的なマグレブ(モロッコ、アルジェリア、
チュニジアの三国)の女性の歌をアレンジ/リミックスしたもの。アラブともエジプトとも違う、ちょっと呪術的で土臭いサウンドが、シェビー・サバーの手によってニュアンスを損なうことなく洗練されています。どうせ買うならぜひ日本盤を。サラーム海上氏のライナーノーツを読みながら聴くと感動も増します。

●Turbo Tabla「Bellydance Overdrive」
 エジプト出身のパーカッショニスト、Karim Nagiが「ベリーダンスは東方のヒップホップ」とのコンセプトでやっているプロジェクト。BellydanceSuperstarsのCDに、このアルバムから「Turbo Tabla 3」が収録されています。